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担い手養成講座とは

銭湯経営者が教える銭湯の仕事と経営

近年「銭湯を経営してみたい」「銭湯の仕事をしたい」と希望する方が幅広い年齢層で増えています。とはいえ、家族経営が多い銭湯の仕事に、未経験の方が新たに関わるのはなかなか難しいのが現状です。

そこで東京都浴場組合では、銭湯で働くことに興味を持っている未経験の方に、銭湯経営や仕事の魅力を伝えつつ、実際に仕事を体験してもらい、将来的に銭湯での就業へつなげることを目的に、2021年より「銭湯の担い手養成講座」をスタートしました。

この講座はステージ1~3で構成されており、すべて受講することで銭湯を経営するために必要な一通りの仕事が学べる内容となっています。脱衣場・浴室・釜場などの清掃、お湯づくり、銭湯経営の魅力やお金の話、フロントでの接客など、実践的なカリキュラムを学ぶことで銭湯で働くことのイメージを具体的にすることができます。

ステージ3まで修了した方の情報は、銭湯の賃貸や働き手を求める都内の銭湯経営者のみが閲覧できる「担い手情報サイト」に登録し、銭湯への就労機会へつなげます。

2022年は6月末~7月上旬にかけて「第2回 銭湯の担い手養成講座」の「ステージ1」を府中湯楽館 桜湯で実施します。清掃や開店準備の体験をはじめ、銭湯経営に関するお金の話の講義などを行います。将来、銭湯での就労を希望される方はぜひお申し込みください。

次回ステージ1の詳細はこちら

「ステージ1」の受講生がステップアップする形でより実践的な内容が学べる「ステージ2」(8月上旬)、「ステージ3」(11月)の開催も予定しています。「ステージ2」を受講するには「ステージ1」の修了が条件となります。さらに「ステージ3」を受講するには「ステージ1」「ステージ2」の修了が条件となります。

講師は人気銭湯2軒を営む経営者

サンプルイメージ

佐伯雅斗


講師は立川湯屋敷 梅の湯府中湯楽館 桜湯を経営する佐伯雅斗(まさとし)さん。

立川湯屋敷 梅の湯は、店内に1万冊を超えるマンガや多数のフィギュアを揃えるといったサービスに力を入れることで若者に人気の銭湯。

また、2年近く休業していた府中駅前の桜湯を府中湯楽館 桜湯として2020年に再生し、人気銭湯に育てあげました。このような人気銭湯を育てるノウハウの一端にふれることができるのも、この講座の魅力です。