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銭湯で見かけるは何? |
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このマークは銭湯のシンボルマークです。
昭和63年5月に開かれた全国浴場組合の会議で、この「ふれあいマーク」を銭湯のシンボルマークにすることを決定いたしました。
親子のコミュニケーションと、人と人とのふれあいを表現し、「ゆ」をデザイン化したマークには、銭湯の歴史や伝統をふまえて、21世紀に向かって新しい「ゆ」をイメージして、利用者に親しまれるマークであるとともに、業界の活性化につなげていきたいと思いをこめたマークです。 |
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銭湯へは手ぶらで行けるの? |
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ほとんどの銭湯では、入浴用タオル、シャンプー、石鹸、カミソリなど入浴するのに必要な物品を販売しています(ミニ石鹸やミニシャンプー、リンスもあり)。また、手ぶらセットと称して、入浴に必要な物品を有料で用意している銭湯もたくさんありますのでご利用ください。
濡れた髪を乾かすドライヤーもほとんどの銭湯に設置しています。 |
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銭湯にもサウナ設備があるのですか? |
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都内には、サウナ設備を整えた銭湯もたくさんあります。サウナ料金については、別料金を徴収している銭湯もあります。サウナ設備以外にも、気泡風呂、電気風呂、露天風呂などの設備もあります。いくつかの設備については「東京都内銭湯検索」で調べることができます。 |
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銭湯での混浴は何歳まで? |
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男女の混浴については、各都道府県の条例により規定されています。東京都では「10歳以上の男女を混浴させないこと」となっています。
東京都条例については、「銭湯に関係する法律等について」で全文を掲載しています。 |
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銭湯の屋号で多いのは「松の湯」? |
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銭湯の屋号は、「松竹梅」「鶴亀」などの縁起のいい名前が目立ちます。東京都内銭湯の屋号を調べると、ベスト10(平成15年6月現在)は次のとおりです。
第1位…松の湯(36軒)、第2位…栄湯(20軒)、第3位…大黒湯(19軒)、第4位…、亀の湯、寿湯(16軒)、竹の湯(19)、第5位…梅の湯(15)、第6位…日の出湯(14軒)、鶴の湯(14軒)、宝湯(14軒) |
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ケロリンの湯桶の秘密は? |
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ケロリンとは、内外薬品の鎮痛剤です。このプラスチックの湯桶は、昭和40年頃発売されましたが、使いやすい上に、広告が入っているので通常価格より安価で購入できることから、銭湯に急速に普及いたしました。それ以前は木桶が主流でしたが、耐久性や手間の問題などから、今では木桶を使っている銭湯はごくわずかです。 |
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銭湯のペンキ絵(背景画)について |
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都内銭湯で見かける富士山などを描いてある背景画は、現在数名の絵師によって描かれていると聞いております。
あの大きなキャンパスを、開店時間前の5時間程度で仕上げてしまう技術はまさに職人技です。
しかし、リニューアルされた銭湯ではこの背景画を残す銭湯は少なくなっています。 |
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銭湯ファンクラブって本当にあるの? |
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都内には、大小様々な銭湯を応援するファンクラブがあります。
その中でも、当銭湯組合が発行している広報誌「1010」の中でも協力をいただいている「東京入浴会」は、食事ならファミリーレストラン等で「外食」があるのならば、入浴する「外浴」という事で、銭湯を通じて裸の付き合いによる、幅広い年代での調和や会員のみならず地元民との交流によって、入浴会に縛られない幅広い人間関係の形成をテーマに結成されました異業種交流会です。 |
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銭湯はふれあいの場や教育の場でもあるというのは本当? |
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詩人の田村隆一氏(故人)は、銭湯を次のように表現しています。
銭湯すたれば 人情もすたる
銭湯を知らない子供たちに 集団生活のルールとマナーを教えよ
自宅にふろありといえども
そのポリぶろは親子のしゃべり合う場にあらず、
ただ体を洗うだけ。
タオルのしぼり方、体を洗う順序など、基本的ルールは だれが教えるのか。
われは、わがルーツをもとめて銭湯へ。
毎日新聞より
不特定多数の方が利用する銭湯には、他人に迷惑となる行為をしないというルール(入浴マナー)があります。シャワーを出しっぱなしにしたりすると、経営者や他の利用者に注意されることもありますので、必要最低限の入浴マナーを守り、銭湯での入浴をお楽しみください。 |
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東京の銭湯の起源は? |
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「慶長見聞録」によると、江戸時代の天正19年(1591年)に銭瓶橋(今の江戸川橋)のほとりで、伊勢出身の与市というものがはじめて銭湯風呂を営んだことが記録として残されております。しかし、京都や大阪では、新開地の江戸とは異なって、前代からの銭湯が引き続いていたと考えられます。その他銭湯の歴史については「銭湯の歴史/日本編」をご覧ください。 |
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入浴料金の区分(大人・中人・小人)について |
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銭湯の入浴料金の区分については、「公衆浴場入浴料金の統制額の指定等に関する省令(昭和32年9月12日厚生省令第38号)」に基づき、次のように区分されています。なお、東京都においては、昭和45年5月1日より、洗髪料金は徴収していません。
- 12才以上の者についての入浴料金(大人)
- 6才以上12才未満の者一人についての入浴料金(中人)
- 6才未満の者一人についての入浴料金(小人)
- 年齢その他必要な事情を考慮して、入浴者の洗髪についての料金の区分を設けることができる。
関連資料
・ 公衆浴場入浴料金の統制額に指定等に関する省令については、Q14「銭湯に関する法律等について」をご覧ください。
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銭湯の数の推移について |
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東京都内の銭湯は、昭和12年には約2,900軒(当組合の組合員名簿による)の銭湯が営業しておりましたが、昭和20年の東京大空襲により、約400軒に激減しました。その後、昭和43年の2,687軒をピークに平成20年4月時点では約900軒の公衆浴場が営業しております。 |
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銭湯の組合について |
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東京都浴場組合(正式名称は東京都公衆浴場業生活衛生同業組合)は、「生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律」(昭和32年6月3日法律第164号)に基づく組合であり、この浴場組合は全国の各都道府県にもあります。
また、44都道府県の浴場組合が加盟している全国浴場組合(正式名称は全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会)があります。
なお、上記法律で生活衛生関係営業とは、公衆浴場、すし、麺、中華、社交(バー等)、料理(料亭等)、一般飲食、喫茶、食肉販売、食鳥肉販売、氷雪販売、理容、美容、興行場、旅館、簡易宿泊、クリーニングなど18業種あります。これらの業種が加盟している公益法人の全国生活衛生営業指導センターという組織もあります。
・ 全国浴場組合 <http://www.1010.or.jp/zenkoku/>
・ 全国生活衛生営業指導センター <http://www.seiei.or.jp/> |
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