東京都内の銭湯では、冬至の12月22日(金)に「ゆず湯」を実施します。
昔から「冬至にゆず湯につかればカゼをひかない」といわれていますが、ゆずにはビタミンやミネラルが豊富に含まれ、特にビタミンCは柑橘類でもトップクラス。肌の保水性を高めたり抗酸化作用を持つビタミンCのはたらきで、乾燥肌の予防やアンチエイジング、肌を守るバリア機能などの効果が期待できます。最近の研究では、ゆずの果皮に含まれるリモネンなどの芳香成分が抗菌効果や抗ウイルス作用にも優れ、皮膚から浸透して血行促進や鎮痛、抗炎症効果などを発揮することも明らかになっています。また、ゆず湯につかるとさら湯よりも体がよく温まり、保温効果にも優れているという入浴実験の結果も報告されています。
冬至の日は銭湯の広い湯船につかり、さわやかなゆずの香りに癒やされながら、ほっこり温まってみませんか。
銭湯の場所は、東京銭湯マップから探せます。
なお、地域によっては入浴料金の割引や飲料のプレゼントなどが行われます。詳しくは地域別銭湯情報をご覧ください。
→12~1月 地域別銭湯情報
※定休日等で実施日が異なる場合がありますので、ご利用の浴場にお問い合わせください。