2020/01/10

トピック

鹿児島県阿久根市の特産ボンタンを使用した「ボンタン湯」が全国の銭湯で実施される。東京都内の銭湯では380軒が参加し、1月下旬から2月末にかけて行われる。

鹿児島特産の「ボンタンアメ」でその名を知られているボンタンは、阿久根市で江戸時代から栽培されている巨大な柑橘類。爽やかな香りがリラックス効果をもたらすほか、美肌効果や保湿効果もあるとされる。

阿久根市のボンタンは、昭和の最盛期には550世帯で栽培されていたが、現在は30世帯以下に減少。そこで若手後継者4人がプロジェクチームを立ち上げ、知名度と付加価値の向上に取り組んでいる。

2017年に鹿児島市内の銭湯10軒から始まった「あくねボンタン湯」は、ボンタンの大きさや色、香りが好評で、2019年には実施銭湯が全国400軒以上に増加。多くの人に楽しまれるイベントになり、2020年は全国560軒の銭湯が参加する予定。

東京では1月下旬から2月末にかけて380軒の銭湯で開催される。なお、実施日は銭湯によって異なるので、利用する銭湯のHPやSNSを参照、もしくは直接問い合わせして確認を。実施銭湯はHP「あくねとボンタン」で確認できる。

寒さ本番の季節、巨大なボンタンがプカリと浮かぶ湯船で温まってみては。

「あくねとボンタン」
https://akunetobontan.com/2019/11/28/zennkokubontanyu/

 

あくねボンタン湯2020全国参加銭湯一覧 

 

一部の銭湯ではボンタン湯の暖簾も掛けられる