2019/10/30

トピック

銭湯サポーターフォーラム2019で近藤理事長が、「寿司(SUSHI)」「相撲(SUMO)」に加え「銭湯(SENTO)」という言葉をもっと世界に発信し、その文化を知ってもらいたい、という思いを語っていました。

2020年に向け、日本のあらゆる文化を世界中にPRする機運が盛り上がる中で、日本人なら誰でも知っている「銭湯」から世界中の誰もが知っている「SENTO」へ!
ということで、今回、世界中を旅するブロガーさんに銭湯体験をしてもらいました。

日本に来るのは2回目ということでしたが、残念がなら「銭湯」の存在は知らなかったようです。
そして東京にも「温泉」があるということも知らなかったので、ぜひ行ってみたいということに!

今回は銭湯入門塾でおなじみのアルフレッドさんが、アテンドしてくれました。

まずは入り口で靴をぬぐところから。
初めての銭湯ですので「どうすればいいの?」という感じでとまどっていました。
下足札もめずらしかったようで、そのギミックも楽しんでいました。

そして、次に驚いていたのが470円の価格。
世界各国を旅行してさまざまな物価を見てきているなかでも
リーズナブルに感じたそうです。

浴室内では、アルフレッドさんが銭湯文化やマナーなどを英語でしっかりと解説。
「東京の街を散歩していて偶然に見つけた銭湯に入った瞬間から一目惚れ。常連さんの会話、温かい風呂、高い天井、と大きな富士山のペンキ絵にすっかり魅了されました。遠くの温泉地に行かなくても、近所の銭湯に行けば最高に気持ち良いですよ!だから、旅行中の方には、銭湯は見逃さないで体験してほしい日本の文化の一つなんです」と自分の体験談をまじえながらしっかりと銭湯の良さを力説。

「アルフレッドさんの言う通りだわ〜銭湯めっちゃいいわ〜」というような表情のニックさん。

温泉といえば白濁したイメージしかなかったようで、黒湯の黒さにも興味津々。
熱湯はちょっと苦手のようでしたが、ホテルの浴室とは違う開放感にすっかりご満悦。
銭湯といえば富士山ということで、日本人の心を感じ取りながらゆっくりつかっていました。

また店によって多種多様な物販があるのも感心していました。
特に生ビールサーバーには「これはいい。飲みたいけど今は我慢しないとね(笑)」とニックさん。
そして都内530軒という銭湯の多さ。
東京銭湯マップを見て本場の「Wow」をいただきました。

「マナーも含めてすごく日本的だし、体をきれいにするだけではないメリットがあるのがよくわかった。観光はかなり歩くことが多いので疲れるけど、疲れもとれて心からリラックスできるね。今回は温泉の銭湯のみを回ったけど、ふらっと立ち寄れるくらい東京に銭湯があることがわかった。ホテルの浴室はほんとにせまいので旅行者はSENTOに行ったほうがより東京の観光楽しめるね!」

と初めてのSENTO体験を楽しんでくれたようなので、ぜひブログでSENTOの素晴らしさを発信お願いします!

ちなみに今まで行った国の中で一番よかったのはどの国ですか?という質問に「そんなの決められないよ!」とのこと。

アルフレッドさんも「僕も一番好きな銭湯聞かれたら答えられないです。だから気持ちがわかります」とのこと。

旅行も銭湯も、楽しめる要素がほんとうにたくさんあるので、どこが一番というよりも色々と巡ってその違いを味わっていくのがほんとうの楽しさですよね!