文京の湯「銭湯ミュージアム 6人の作家展」と題したアート展が、9月30日(土)~12月3日(日)まで、文京浴場組合加盟の6軒の銭湯で開催される。都内の銭湯や文京区にゆかりのアーティスト6名がそれぞれ1軒ずつ、銭湯をギャラリーとして作品の展示や制作の実演、体験型のワークショップやトークイベントなどを行う。

10月1日(日)は、女性ペンキ絵師の田中みずきさんが、歌舞伎湯で子ども銭湯ペンキ絵体験ワークショップ「ぼくの・わたしの絵のある銭湯」を開催。ベニヤ板に描いた富士山のペンキ絵の上に、子どもたちに好きな絵を描いてもらって展示する。開催日時は10月1日(日)13時~14時半。小学生を対象に、参加者20名を9月20日(水)まで募集している(申し込み多数の場合は抽選)。参加申し込みは文京浴場組合のHPから。

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10月15日(日)と11月12日(日)は、笑文字作家・齋藤史生さんが「なまえもじ」を描くイベントを開催する(先着50名)。

10月9日(月祝)は、6人の作家によるトークイベントを大黒湯で開催する。詳細は決まり次第、文京浴場組合HPに掲載される。

<開催概要>
イベント名: 文京の湯「銭湯ミュージアム 6人の作家展」
開催期間: 2017年9月30日(土)~12月3日(日)まで
入場料: 無料(入浴料は別途必要)
イベントHP:文京浴場組合

<会場・アーティスト・展示>
1. 豊川浴泉(文京区目白台1‐13‐1)
「銭湯でポートレイト」
写真家 橘田龍馬 

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有名ファッションブランドの広告や、雑誌、CDやDVDのジャケットなど、幅広いジャンルの人物写真を撮影してきた経験をもとに、写真を撮る楽しさや、イメージどおりの写真が撮れた時の感動をたくさんの人に伝えたいと、近年は原宿で写真のワークショップを開催。

 

2. 大黒湯(文京区大塚3‐8‐6)
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美術作家 安齋 洋

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東京生まれの東京育ち。日大芸術学部で絵画を学び、日本のみならず、海外でも個展を開き、グループ展にも多数出品。近年はロックバンドのCDジャケットや詩集などのデザインも手がける。「ありえない組み合わせやハプニング性によって生じる創造性を絵画で表現」するという、独自の世界観が印象的な作品の数々を展示。
★9月25日(月)は、大黒湯で10時~夕方まで作品を制作予定。

 

3. 歌舞伎湯(文京区小石川3‐12‐1)
「PLAY」
銭湯ペンキ絵師 田中みずき

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文京区在住。日本で3人しかいない銭湯ペンキ絵師の1人。唯一の女性絵師ならではの感性を生かした幅広い分野の活動で注目を集めている。「人生も銭湯もPLAYだ」をテーマにした作品を展示。
★10月1日(日)は銭湯ペンキ絵体験ワークショップを開催。詳細は文京浴場組合HPを参照。

 

4. 白山浴場(文京区白山2‐7‐1)
「極楽笑文字(えもじ)」
笑文字作家 齋藤史生

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品川区にて整体院を営むいっぽうで、文字を絵にデザインする書画「笑文字(えもじ)」を考案した書画家の田中太山氏に師事し、笑文字作家として活躍中。ワークショップや各種イベント、オリジナルグッズの制作販売などを行っている。
★9月25日(金)は、11時から白山浴場にて作品の制作を行う予定。10月15日(日)と11月12日(日)は先着50名の「なまえもじ」を描くイベントを開催。

 

5. 富士見湯(文京区白山1‐3‐5)
「富士見湯 四季徒然」
イラストレーター YOPPO(マエダヨシタカ)

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文京浴場組合の各種イベント湯の、ほのぼのとした温かみのあるポスターでおなじみ。雑誌や商品パッケージのイラスト、キャラクターデザインなど、ジャンルにとらわれない幅広い分野で活躍中。今回は富士見湯の四季折々の姿を描いた作品を展示。

 

6. ふくの湯(文京区千駄木5‐41‐5)
「聖地巡礼~としぞーハンコを二日でめぐる旅~」
銭湯ハンコ作家 廣瀬十四三

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足立区在住。全国浴場組合・東京都浴場組合公認のスタンプデザイナー。銭湯のオリジナルスタンプや、銭湯関係者の似顔絵ハンコなどを多数製作。
今回は、脱衣場のロッカーを巨大なお遍路スタンプノートに見立てた作品展。ふくの湯には「大黒天の湯」と「弁財天の湯」の2つの浴室があり、1週間ごとに男湯と女湯が入れ替わるので、銭湯ハンコの巡礼が2日で楽しめる。