2017/05/18

トピック

放送作家の小山薫堂氏が提唱する「湯道」を紹介するイベント「湯道への道」が、5月10日(水)~30日(火)まで日本橋三越本店で開催されている。このイベントの一環として、27日(土)13時より、本館5階 インテリアプロモーションの会場にて、女性銭湯背景画絵師・田中みずきさんによるペンキ絵の公開制作が行われる。

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女性銭湯背景画絵師・田中みずきさん

 

司会は中野区の昭和浴場で番頭として働く祝茉莉(しゅくまり)さん。さらにゲストとして、フランス人の銭湯大使ステファニーさんと、田中さんの夫でペンキ絵の制作活動を支える「便利屋こまむら」こと駒村佳和(こまむら よしかず)さんもトークに参加してイベントを盛り上げる。

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司会を務める中野昭和浴場番頭、祝茉莉さん(photo by Ittetsu Matsuoka)

 

 

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ゲストに銭湯大使・ステファニーさんが登場

 

 

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田中みずきさんを裏方として支える夫の駒村佳和さん(photo by ガヂヲ)

 

同会場では日本の伝統技術を継承する様々な職人が制作した「湯道」のための入浴道具を各種取り揃えており、田中さんの富士山のペンキ絵も販売中。家庭の浴室でも銭湯気分を楽しめる小さなプラスチック板(45×60cm)と剥がせる壁紙(52×65㎝)の2種類がある。

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銭湯気分を楽しめるミニペンキ絵を発売中

 

田中さんは現在日本に3名しかいない銭湯背景画絵師のひとり。唯一の女性絵師ならではの感性を生かし、銭湯の枠を越えて様々な分野に活動の幅を広げている。今年のゴールデンウィークに日本橋で開催された「東京キモノショー2017」では、会場を彩る華やかな富士山のペンキ画を手がけ、5月15日に温泉銭湯としてリニューアルオープンした台東区の「天然温泉 湯どんぶり栄湯」 のペンキ絵の公開制作(4月23日開催)でも注目を集めた。また、5月29日に新装オープンする台東区の「萩の湯」では、浴室のペンキ絵以外にも1階玄関の黄金の襖絵を手がけている。

 

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天然温泉 湯どんぶり栄湯でのライブペインティングの風景

 

【開催情報】
イベント名:湯道への道
日時:2017年5月10日(水)~30日(火) 
場所:三越日本橋本店 本館
(16日までは本館1階 中央ホール、17日から最終日までは本館5階 インテリアプロモーション)
入場料:無料
※ライブペインティングは5月27日(土)13時より上記5階の会場で開催
日本橋三越本店ホームページ

田中みずきさんブログ:http://mizu111.blog40.fc2.com/

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