銭湯のペンキ絵といえば富士山が定番だが、2月10日(金)、北千住のタカラ湯にて、立山連峰のペンキ絵公開制作が実施される。このペンキ絵公開制作は、東京で富山市をPRする「ホットして富山市PR事業」として2010年に始まった企画で、これまでに都内数カ所の銭湯で実施されてきた。
今回は、背景画絵師最年長の丸山清人氏と庶民文化研究家の町田忍氏の合作により、立山連峰と北陸新幹線が描かれる。
会場は「キングオブ縁側」とも呼ばれる北千住のタカラ湯。背景画制作と合わせて、都内No.1ともいわれる日本庭園も鑑賞できる。なお、当日は町田忍氏と銭湯ハンコ作家・廣瀬十四三氏のスペシャル展示会も開催。廣瀬十四三氏のハンコ、町田忍氏による新作銭湯ペン画が展示される。
入場は無料。見学者には「5年連続モンドセレクション金賞授賞『とやまの水』」がプレゼントされる。普段は公開されることのない銭湯のペンキ絵制作。ぜひこの機会をお見逃しなく!
【開催日時】
2017年2月10日(金) 11時から16時頃(完成時まで)
【開催場所】
「タカラ湯」 東京都足立区千住元町27-1
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【問い合わせ】
銭湯もりあげた~い事務局
担当:荒木
TEL:090-5760-2391
●主催:富山市物産振興会/●事業運営:北日本新聞社/●協力:銭湯もりあげた~い/●プロデュース:町田忍
「ホットして富山市PR事業」
首都圏において富山ブランドを広く発信する事業の一環として、銭湯の背景画に立山連峰などの富山の壮大な自然を描く企画。ポスター展示も行う。
●ウェブページ:http://www.toyama-bussan.net/sentou
丸山清人氏
1935年生まれ、東京都杉並区出身。18歳で銭湯広告を扱う背景広告社に入社。45歳で独立。81歳となった現在も現役絵師として活躍中。銭湯絵教室も開催。
町田忍氏
1950年生まれ、東京都目黒区出身。社団法人 日本銭湯文化協会理事、写真家、コラムニスト。映画、テレビドラマの時代考証なども手がける。銭湯に関する著書多数。銭湯のペンキ絵を描く技術も習得しており、今回は北陸新幹線を担当する。
銭湯ハンコ作家、廣瀬十四三氏の作品
町田忍氏の銭湯ペン画作品
丸山清人氏のペンキ絵制作風景