9月25日に第二寿湯(江戸川)で開催されたピンバッジ交換会「銭湯でピンと~れ!」は、開場前にすでに行列ができ、入場制限がかかるほどの賑わい。東京ピンクラブの協力で、珍しいピンバッジが数多く展示された。
そもそもなぜ銭湯でピンバッジ?と思うかもしれないが、第二寿湯店主の鴫原(しぎはら)和行さんによると、
「2020 年へ向けて、外国人に人気のピンバッジで銭湯を盛り上げようという事で、東京都江戸川区浴場組合が開催するピンバッジの交換会を企画しました。銭湯を外国人観光客にも楽しんでもらう為に、もともと地域の社交の拠点でもある銭湯の特性を生かし、特に欧米に多いピンバッジ愛好家に、互いのバッジを取引する場として活用してもらおうという試みです」
という趣向を凝らした銭湯イベントなのだ。
先着順にもらえるお湯の富士ピンバッジや、お湯の富士のポスター展、グッズ販売など、ファンにはたまらない企画が盛りだくさん。特にお湯の富士グッズは、完売する商品が出るほどの盛況ぶり。
そして、すでに7月1日より開催されている「ぶらり湯らりスタンプらり~」では、20軒達成した先着300人にお湯の富士のピンバッジがもらえるのだが、下の写真をよく見てほしい。
何かパズルのようだが……
実はこれ、江戸川がオリンピックのカヌー・スラローム会場になるということで、今年から2020年まで、毎年行われるスタンプラリーでもらえるピンバッジが、5年後にカヌーの形になるという壮大なスタンプラリーなのだ。
5年後の完成を目指すには、12月31日まで開催している「ぶらり湯らりスタンプらり~2016」で最初の1個を獲得することが肝心なので、この機会にぜひ参加してみては?