6月25日（土）、文京区の「ふくの湯」で、背景画絵師の丸山清人氏と中島盛夫氏による富士山ペンキ絵のライブペインティング【湯フェスVOL.09＠ふくの湯】が実施された。
銭湯のペンキ絵は通常絵師が一人で描くが、ふくの湯は「大黒天の湯」「弁財天の湯」と名付けられた浴室に、丸山清人氏と中島盛夫氏によるペンキ画がそれぞれ描かれた、コラボペンキ絵銭湯として知られている。2011年に描かれたこれらのペンキ絵が、今回のイベントでは新たに描き直された。
最年長ペンキ絵師の丸山清人さん
メディアにもよく登場する中島盛夫さん
（制作中、年上の丸山さんをフォローする場面も）
当日は熟練の技を一目見ようと約80名が参加。家族連れや外国人なども見られ、庶民文化研究家・町田忍氏の解説を聞きながら、手際よく描かれていくペンキ絵師の技に魅了されていた。
会場では、町田氏の著書をはじめ、焼き菓子や木更津地ビール、「銭湯もりあげた〜い」公式キャラクターの“お湯わいてるぞう”の各種グッズが販売されたほか、Streamliner（JAZZセッション）による演奏も行われ、会場を盛り上げた。
装いも新たになったふくの湯で、リニューアルしたペンキ絵を見ながらひとっ風呂いかが？
【DATA】
ふくの湯（文京区｜本駒込駅）
●銭湯お遍路番号：文京区 13番
●住所：文京区千駄木5-41-5
●TEL：03-3823-0371
●営業時間：11〜24時（土曜・日曜・祝日は8～24時）
●定休日：無休
●交通：東京メトロ南北線「本駒込」駅下車、徒歩5分
●ホームページ：http://www.sentou-bunkyo.com/facility_top/fuku_no_yu.html
銭湯マップはこちら
オーソドックスな丸山さんの富士山
赤富士だった中島さんの富士山は金色に
庶民文化研究家の町田忍氏による解説が行われた
