銭湯川柳に多数のご応募ありがとうございました。
第12回銭湯川柳コンテスト8~9月の応募は232句でした。そのうちの秀作19句を発表します。
選者はシニア大樂 川柳研究会です。
引き続き、銭湯川柳の応募をお待ちしております。2ヵ月ごとに秀作を発表いたします。
(第12回銭湯川柳コンテストは2021年6月1日より開催中です)
応募はこちらからどうぞ。
ぬるま湯が 脳をオンから オフにする
(U爺)
黙浴後 交わす会話が 楽しみで
(抹茶坊主)
黙浴も 顔が表す 湯の心地
(教授@神宮球場ライトスタンドF22段1)
水風呂で 元気に遊ぶ 爺と孫
(しなやかーる)
自転車が 教える風呂の 混み具合
(荘子 隆)
暑いほど 熱いお風呂が 妙に合い
(荘子 隆)
大谷が また打ったかと 湯の会話
(荘子 隆)
湯に抱かれ こころの憂さが 溶けてゆく
(荘子 隆)
自粛して 縮んだこころ 湯で広げ
(荘子 隆)
湯の中で 考える人 笑う人
(ちょい丸親父)
凍える夜 暖色嬉し 冬の湯屋
(荘子 隆)
銭湯は 癒しの効果 金メダル
(抹茶坊主)
肩書や 地位はまとめて 脱衣籠
(荘子 隆)
終いだと 声掛かるまで 湯を愛でる
(もふもふ)
金メダル 取ったが如く 湯につかる
(芳賀 勲)
コロナ禍の 湯屋へ家族は 時差で行く
(荘子 隆)
湯のれんの あとの楽しみ 縄のれん
(カジ)
銭湯で 人魚に戻る 妻がいる
(たかさま)
朝湯して 暫し天下を 取った気に
(老人生(ろうにんせい))