ミネラル豊富で体が温まり、美肌効果も期待できると評判の「こんぶ湯」に、日本古来の縁起のよい素材を加えた「大福茶(おおふくちゃ)の湯」を、都内の銭湯で8月25日(日)に実施します。
大福茶とは、京都を中心とした関西に伝わる風習で、梅干しや結び昆布を入れたお茶を飲んで無病息災を願うもの。今回の「大福茶の湯」も「良い縁を纏(まと)う湯」をコンセプトに、日本古来の縁起物に由来し、SDGsにも貢献するこんぶ、お茶、梅を使用しています。
森林の約5倍のCO2を吸収するこんぶの養殖により地球温暖化対策に取り組む、「幸海ヒーローズ」と連携して2021年に始まった「こんぶ湯」は、保温・保湿効果に優れ、美肌効果も期待できると評判も上々。そのこんぶ湯で使用したこんぶを回収して乾燥させ、狭山の茶畑の肥料として再利用する「豊島区こんぶ湯SDGsプロジェクト」の一環で生まれた「リアルコンブ茶」の茶葉の茎と、小田原の練り梅用の梅干しの種を活用しているのが、この「大福茶の湯」です。
さらに今回の素材には、従来の横浜の金沢文庫近くの八景島沖で養殖された「ぶんこのこんぶ」に加えて、北海道唯一の城下町である松前町で、漁師の短期体験受け入れなどを通して町の活性化にも取り組む海洋土木の会社が丹精込めて養殖した荒波育ちの昆布も一部使用しています。
連日の猛暑で疲れた体も、紫外線のダメージを受けた肌も、大きな湯船の大福茶の湯にゆったりとつかっていやしてみませんか?
銭湯の場所は、東京銭湯マップから探せます。
なお、地域によっては実施日が異なったり、定休日等で他の日に振り替えて実施する場合もあるので、ご利用の銭湯にお問い合わせください。
大福茶の湯には八景島沖で計画栽培されているコンブに加え、一部北海道産も使用される
コンブの収穫を手伝うたくさんの人たち