乳がんの治療後に温浴施設の利用をためらう女性たちに気兼ねなく入浴を楽しんでもらおうと、女性限定の銭湯貸し切りイベント「乙女温泉」が、12月19日（日）に豊島区の妙法湯で開催される。当日は美肌効果で人気の「こんぶ湯」を実施するほか、参加者同士の交流タイムや、アロマセラピストによるハンドマッサージも体験できる。
「乙女温泉」は、乳がん経験者による団体「Reborn.R（リボンアール）」が2020年10月に兵庫県尼崎市の蓬莱湯で初めて開催。術後に人目が気になり温浴施設が利用できなかった人や、乳がんについて知っておきたい人など30名が参加し、早期発見のセルフチェックの大切さ、乳がん治療の体験談などを通して、女性としての生き方や身体への思いを分かち合える場として新しい形のコミュニケーションの場が生まれた。これをきっかけに日本各地で開催を望む声が寄せられ、これまでに大阪・新潟・北海道（3ヵ所）の銭湯でも開催。さらに、今回が初となる東京も含めて、全国13ヵ所で開催を予定している。
日本人女性の9人に１人がかかるといわれる乳がんだが、早期発見・治療により社会復帰する人も増えている。その一方で、治療による胸の傷跡や脱毛など、人知れず悩みを抱える人も多いという。「乙女温泉」は乳がん経験者に限らず、乳がんへの理解を深めたい人も参加できる。※今回は定員に達したので募集を停止しました。今後の開催予定についてはReborn.Rへお問い合わせください。
【実施概要】
日時：2021年12月19日（日）10：00～12：30（入浴は10：15～12：15）
場所：妙法湯 豊島区西池袋4-32-4
参加費：大人 610円・中人180円・小人 80円 （入浴料・貸タオル等含む）
定員：15名（事前申込制。定員になり次第締め切り）※定員に達したため募集を停止しました。今後の開催予定については、Reborn.Rへメールにてお問い合わせください。
Reborn.R メールアドレス: otomeonsen1219@gmail.com
Reborn.Rブログ：https://profile.ameba.jp/ameba/rebornr/
日本初の「軟水・炭酸・シルキー風呂」など充実した設備の妙法湯
