2018年6月から2019年5月末にかけて募集した第9回銭湯川柳コンテストは、2137句もの応募がありました。たくさんのご応募ありがとうございました。
2019年12月13日、東京都浴場組合にて選考会が開かれ、全応募作の中から「最優秀賞」「優秀賞6句」と、選者であるシニア大樂川柳研究会の「シニア大樂賞」が1句決定しました。結果は下記の通りです。
また、第10回銭湯川柳コンテストも2020年5月31日まで開催中です。ホームページの専用フォーム、及びハガキで応募できますので、ふるってご応募ください。実施要領はこちらです。
■最優秀賞
蛸になり 海月にもなる 銭湯で
(荘子 隆)
■優秀賞
長生きは 銭湯通い 老夫婦
(豆助)
悩みなど 吸い込む湯気の おおらかさ
(汐海 岬)
銭湯で ゆっくり未来 練り上げる
(汐海 岬)
「まぁいいか」 愚痴も和らぐ 風呂の中
(トパーズ)
みな裸 無防備ゆえの 平和あり
(マッチ坊)
湯の帰り 夏の終わりを 風で知る
(荘子 隆)
■シニア大樂賞
銭湯に 昭和背負った 肩並ぶ
(かきくけ子)