子供に教えよう 銭湯マナー 戻る次へ
濡れた体で脱衣場を歩き回らない

イラスト 「ああ、さっぱりした。やっぱり、銭湯(せんとう)のお風呂(ふろ)は気持(きも)ちがいいな。それにこの広々(ひろびろ)した脱衣場(だついじょう)は、僕(ぼく)の大好(だいす)きな遊(あそ)び場(ば)だい」

「ほんとにお風呂上(ふろあ)がりは脱衣場(だついじょう)でゆったりするのが最高(さいこう)ね」

「ヒロコちゃん、ロッカーのまわりを駆(か)けっこしようよ」

「だめだめ、セント君(くん)、ここは運動場(うんどうじょう)じゃあないのよ。それに、お風呂(ふろ)から上(あ)がったらまず、体をよくふかなきゃあ。ほうら、セント君(くん)が歩(ある)き回(まわ)った床(ゆか)がビショビショよ」


●お風呂屋(ふろや)のおじさんから一言(ひとこと)

床(ゆか)が濡(ぬ)れると滑(すべ)りやすくなって、お年寄(としよ)りがころんだりすると危(あぶ)ないから、お風呂(ふろ)から上(あ)がるときは、必(かなら)ず浴室(よくしつ)の出入(でい)り口(ぐち)で足(あし)をふいてね。それから、体(からだ)も早(はや)くタオルでふこうね。寒(さむ)い季節(きせつ)は特(とく)に、体(からだ)が濡(ぬ)れてるとカゼをひきやすいよ。


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