 「今日（きょう）のお風呂（ふろ）はぬるいかな？ 苦手（にがて）なんだ、熱（あつ）いのは」
「あれー、セント君（くん）、パンツはいたままじゃない。いけないんだよ」
「だってヒロコちゃん、僕（ぼく）、お湯（ゆ）が熱（あつ）いとやなんだもん」
「弱虫（よわむし）なセント君（くん）！ せっかくきれいなお湯（ゆ）が汚（よご）れちゃうでしょ。後（あと）の人（ひと）が迷惑（めいわく）するじゃない」
「そういえば、この前（まえ）パンツはいたままの外国（がいこく）の人（ひと）がお風呂屋（ふろや）のおじさんに注意（ちゅうい）されてたっけ」
「恥（は）ずかしがってパンツを脱（ぬ）がない子（こ）もいるけど、お風呂屋（ふろや）さんでは裸（はだか）のつきあいがいいものなのよ」
●お風呂屋（ふろや）のおじさんから一言（ひとこと）
下着（したぎ）は半日着（はんにちき）ただけでもけっこう汚（よご）れるんだ。だから、シャツやパンツはお風呂（ふろ）へ入（はい）るとき絶対脱（ぜったいぬ）ごうね。みんな裸（はだか）なんだから恥（は）ずかしくないんだよ。
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